今月のローゼンメイデン(BIRZ連載)～選択のとき～

今月はアニメ監督のインタビューがあり、なかなか興味深かった。

今月には、ひとつのキーワードがあったような。

それは、「選択」。

雛苺は、再生した指輪の持ち主、かつてのマスター・コリンヌの孫娘オディールと一緒に行くか、今の生活を続けるか、選択を迫られる。

雛苺にとって、今の生活は大好きな人に囲まれてすごす、大切なとき。
そして、ローゼンメイデンにとってはマスターも大切な存在。悩む雛苺。

水銀燈は、メグのために離れることを考える。

そして、金糸雀も、アリスゲームがただのお遊びでないことにやっと気がつく。

彼女たちの選択は??

薔薇水晶、くだけたはずの雛苺の指輪を再生するとは、恐るべし。

メグと水銀燈は、得られなかった愛情を非常に欲していることは共通する。
得られなかった愛情を、自分の愛情を自分の命とともに水銀燈に注ぎ込みたい、それがメグの願い。

自分が欲していたはずの「お父様」以外に、愛したい相手ができてしまった。その相手がメグ。強がりだけだった過去とは違い、どんどん変わっていく水銀燈。
アリスゲームに勝つだけではなく、メグを助けたくなった彼女は、いったいどうなっていくのだろう。

Rozen Maiden (6) 初回限定版

Rozen Maiden 5 (5)

• 作者: PEACH-PIT
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2005/08/24
• メディア: コミック