森永卓郎氏「萌え経済学」 [萌えるセカイ]
ツンデレ電波祭りのレポート(http://d.hatena.ne.jp/derorinman/20051028/1130477941とhttp://fallen-angel.rulez.jp/blog/archives/2005/10/post_161.html)で紹介されていた本、見つけたので買ってみました。
森永卓郎氏が、ホンモノのオタクであるということと、
氏が本田透氏「電波男」にいかに影響されているかが良くわかる本。
何しろ、プロローグで「電波男」を引用し、エピローグでも名著として引用されている。
第一章は萌えの定義。
萌えや、アニメのリアリティーについて言及。
カリオストロの城やガンダム、エヴァや吾妻ひでおが取り上げられています。
第二章は「萌え産業」の現状
第三章は「高付加価値市場」にかんする章
第四章はネットにおけるオタク消費の言及
エピローグでは「少女監禁事件」でのオタク叩きがでたらめだと
怒っておられます。
森永氏は「恋愛市場」をネガティブにとらえているわけではないという点では
本田氏とはかなりポジションが違うな、という気がします。
それ以外ではオタクの現状に関する報告がメインなので、既にオタクどっぷりな
人にとっては大きな発見は無いかもしれません。
むしろ、この本を通じて森永卓郎氏のオタクっぷりが発見できたのが
一番の収穫という気がします。。
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