アエラ[電車男の嫌オンナ論]

朝日新聞社・AERA 2005/11/17号より。

反恋愛資本主義な主張が週刊誌にここまで前面に出たのは初めてな気がする。
恋愛資本主義社会のおかしさと、萌えないゴミ族の発言がオタクを恋愛最下層として見下して発言していることを指摘。
その上で、本田透氏の主張や女嫌いな人の証言、おたく生活の楽しさを並べるという構成になっている。
「現実に幻滅したオタク男性が二次元にはしるのは必然」とまで言い切っていて、最後の締めは「二次元は誰に対しても平等な純愛の場」

ツンデレの記事もなかなか良い。
「恋愛に背を向けたオタク男性にそれでも気を引きたいあなたに」ではじまり、
「オタクたちにモテようとしてツンデレになろうとした瞬間、もはやそれはツンデレではない」でおわる。

電車男へすり寄る萌えないゴミ族へのものすごい皮肉を書いた記事だ。

中身も、ツンデレは表層ではなく、ハートであるとの趣旨が一貫していて良い。

ツンデレが「恋愛に無関心・不器用なキャラ」ってのは良い指摘だ。

[追記]
突っ込みどころあまりおもいつかないなぁ。
一点だけ。
「セックスアンドザシティ」の様なことがいつか自分にもおこると思ってしまう。
それが負け犬クォリティー。