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さらば、くらたま その3 =くらたまこそ、女性の敵=(だめんずうぉーかー6/28批判) [萌えないゴミの焼却炉]

要注意電波芸人リスト〜さらば、くらたま その2を書いた後、ずっと考えていたのだ。あまりにも不自然すぎる。
仮にも大ヒットして何年も続いているまんがとその作者だ。それにしてはあまりにも稚拙すぎる。
「妹萌え」「眼鏡っこ萌え」そんな最新おたくキーワードを使いながら、アニメキャラTシャツオタクを出す。
どう考えてもここ15年そんな奴見たこと無い。・・・アニメTシャツきた女なら今朝見たけどな。ミッキーマウスのTシャツだけど
もし記号としてのオタクが必要なら、今なら映画版電車男を使えば良い。
でも、なぜか「電車男」は取り上げない。今なら脱オタテーマには外せないはずなのに。

モテる男の例としていかにもヤリチンという風情の男をあげるのもおかしい。
モテる好青年なら、いくらでもバリエーションがあるはずだ。
オタクからなら、例えば「知的ビジネスマン風」ならまだなれる可能性がある。
(というか、くらたまもいいかげん30過ぎているんだからヤリチン風以外のいい男を出せ。)

全体的な内容も、脱オタの内容としては、あまりにも平凡すぎる。
しかも表層的な的な話でうわ滑ったあげく、オタクには無理、という結論。何がしたいのだ?
冒頭に、くらたまに抗議するもてない男がでてくる。彼を改造した方が、具体性がでて面白くなったはずだ。
何故それをしないのか? 今までのくらたまなら、そうしてきたはず。

だが、ふときがついた。はじめっから「脱オタ」がテーマではないのだ。
「脱オタ」は単なるカモフラージュに過ぎない。
オタクをいまどきありえないほどださく描き、ヤリチン男をいかにも好青年のように描く。
はじめっからこれをやる為だけにあのまんがは描かれたのだ。

何の為に?

「だめんずうぉーかー」がどんな漫画かを考えてみればいい。
女性読者から、酷い男とつきあった話を聞き、それを題材にまんがにする。
もし、「酷い男」とつきあう女性がいなくなったら?
だめんずうぉーかーは使命を終え、連載終了となる。
このまんがは、作り手のセンスや実力で成り立っているわけじゃない。くらたまにはそんなものない。
だめんずという題材と企画の勝利だ。
くらたまの他の仕事も、「だめんずうぉーかー」作者と言うブランドがあってこそだ。
「だめんずうぉーかー」が終了すればあっという間に減るだろう。
レポート漫画以外の漫画がくらたまにかけるとはおもえないし、
だめんずうぉーかー以上の題材を見つけることもできないだろう。
だめんずうぉーかーはくらたまのまさに生命線なのだ。

さて、酷い男で手っ取り早いのが、やることしか考えないヤリチン男だ。
やるだけやって後暴力、なんてのは一番漫画にしやすい。

たいして、おたく男が優しい、ってのは本田さんの主張だが、それの裏付けとして非常に手に入りやすい実例がある。
PCオタクの例になってしまうが、SPA!と同じ日にでている「週刊アスキー」の「パソコン女子部」を見てみれば良い。
「オタ夫」との夫婦生活がほのぼのと幸せそうに書かれている。ほぼ毎週のように。
オタ夫には以下の様な特徴があるようだ。
「優しい」 
「意外とマメで手間がかからない」
「子煩悩」
「PCのトラブルにはやっぱり頼りになる」
と大好評だ。
「電車男」がブームになっている今、おたくに優しい人間が多いことに女の子たちが気がつけば、
「酷い男」とのトラブルも減り、だめんずうぉーかーへの投稿も減るだろう。
もしかしたら既に減っているのかもしれない。

そうならない為にくらたまは「だめんずうぉーかー予備軍」にたいしての再洗脳を行おうとしたのだ。
そう、最初のページで「やっぱり本当にすきな人と付き合いたいなー」(まだ子どもが抜けていない感じの子)と言っている「だめんずうぉーかー予備軍」の女の子(達)にたいして、
「男はやっぱりイケメンDQN」
「電車男みたいなオタクは永遠にださい」
「電波男はモテない男の愚痴が書いてあるだけ」
「点数が高い男を得れば得るほど幸せになれる。」
「お金持っている男もいいぞ。」
「あなたは顔だけ見ているわけじゃないよ」
といって洗脳し、優しい男から再びDQN男に向かわせようとしているのだ。
DQN男にむかった女の子たちの中にはやり捨てられたり、暴力にあったりする子もいるだろう。
その経験がくらたまのまんがのネタになり、同じようにイケメンDQNにやり捨てられたり、暴力にあったりする子が本を買い、くらたまの収入になる。

漫画のタイトルは
「女は男のここを見ている」
と言うタイトルになっているのだが、本当のタイトルはこうだ
「女は男のここを見ろ」
男のどうでもいいところに目を向けろと言っているわけだ。手なんかまさにそうだな。

とまあ、ぐだぐだ書いてきたわけだが、実際の漫画はやはり大失敗。
くらたまが「電波男」のチラッと見ただけで漫画をかいたせいで取り返しのつかないミスを犯してしまった。
くらたまが電波男で指摘された以上の冷血人物で、さらにはくらたま自身の価値観が
「男の価値はSEXと金だけ」
と暴露してしまったわけで、くらたまにはもう電波男を否定する術はない。
まんが自体もはや「電波男」の宣伝にしかなっていない。
買うきっかけとなった誌面を見れば本田さんの言うことが証明されてしまうわけで、私が本田さんの立場なら笑いが止まらないだろう。

しかし、最大の失敗は、
くらたまは自分の収入の為には仲間面しておいて平気で若い女の子を騙す
てことを自分から暴露したことだ。

「女の敵は女」とは良く言ったもので、
くらたまはオタクのみならず、若い女の子達の敵
だ。


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コメント 9

うるとら☆某

やっとこさよみますたー>SPA
てゴミだなやぱし(^^;

まーキモヲタは脱オタしようがどうしようが
はなっからアウトオブ眼中なのでしょうから。
やぱ狙いは予備軍の再洗脳てのはあたりかも

「くらたま、必死だな( ´,_ゝ`)プッ」
by うるとら☆某 (2005-07-02 22:47) 

通りすがりのキモヲタですが

単に解ってないだけじゃないのかな、くらたま。
電波男も負け犬女もお互い相手に興味ないのだから、棲み分けさえすればあえて衝突する必要はないでしょうに。
店の前を見向きもせずに素通りする通行人を追いかけて『あんたは(私の店の)客としてふさわしくない!』って宣言したってねえ。

男はすべて(くらたま自身を含む)女から好かれたがっているはずという都合のいい妄想を抱いていますか?
嫌いな男からでも女として無価値と見做されるのは屈辱ですか?
by 通りすがりのキモヲタですが (2005-07-03 05:31) 

あとるしゃん

「単に解っていないだけ」と私も最初は思っていたんですけどね・・・
単に解っていないだけで描いたにしては、あまりにも不自然なんですよ。あのまんが。
まあ、くらたまの思考回路が読者が思っている以上にイッチャっていてああいう漫画になっちゃったって可能性もありますが、
オタク・喪男に平然とあれだけ冷たいまんがを描くくらたまが、女性やイケメンに対しては真摯な愛情をもつ、と考えない方が良いでしょう。
by あとるしゃん (2005-07-03 10:16) 

本田2(著者と同姓別人)

ようやく書けるところが見つかった。今回の記事についてはどこかにコメントしたかったので。
読みましたよ、例のやつ。まず、倉田の方がイケメンについて「典型的な男の思考」と言っていたが、本田透氏の「イケメン」てのが一種の記号である事を読んでないですね。自分は、本田透氏は「DQNな性格→女は肉壷→かっこつける→イケメン」と言う風に解釈していて、イケメンよりも、そういう連中のDQNさを主に批判していると読んだのですが。
イケメンについて10個くらい条件を倉田が出していたけど、それより先に、DQNな性格が倉田の条件を満たしていく(本人曰く努力)ことに倉田、いい加減気付かないかなあ・・
あと、人の批評をするなら内容の吟味は常識なのだが全くせずに1話書いてて、倉田本人も「モテない男の話って他人事で、愛がないって言われても博愛主義者じゃない」「(学歴、肩書き、収入部分で『すんなり達成できれば苦労しない』という突っ込みに大して〉だよね(すみません、救いなくて)」とか、もともと倉田の作品の根幹って、相手に対する徹底的な無責任さだと思いますよ。
・・っていうことは、倉田がsabraでやってる相談、だめんずで取り上げてる女などに対して無責任、もっと言ってしまえば、倉田が喰ってくための搾取対象としてしか考えていない。これってあまりにも相手に失礼だろう?
特に昔見たsabraの相談ではあるが、あれって、昔(おそらくほぼ当確)マニュアル雑誌(CanCanとかいかにも読んでいそう〉を読みふけっては嵌っていただろう倉田が当時のマニュアル雑誌のスキルを用いて男から相談と言う名の搾取をしてやろうというのが見え見え。
取り敢えず考えたのが、こういう部分を強調して、周りの男女に警戒するよう呼びかけること、ネタになる人間がいなければ、ただの三流漫画家として今回のような批評書くしかないでしょうし、そうすれば仕事も無くなるでしょう。
ちょっと倉田潰しは見せしめとしてもマジでやった方がよさそうな気がしてきた。
乱文すみません
by 本田2(著者と同姓別人) (2005-07-10 04:24) 

あとるしゃん

コメントありがとうございます。
他の雑誌を見てまで追っかける気はなかったので、参考になりまし た。

書く場所がなかなか無かったとのことですが、ご自分でblogを 立ち上げられてはどうでしょうか。

上のコメント、私の記事のコメントだけにしておくのはちともったいないです。
by あとるしゃん (2005-07-11 23:57) 

croquis

蛇足ですが
キャンキャンはスペルcamcamですよ。
くらたまのファッションセンスのなさ・髪の毛の手の抜き方とかを見れば、女性誌をちゃんと読んでるとは到底おもえないのですが…(少なくともメイン読者が読みふける着回し・コーデ・メイク・ヘア特集よりも、刺身のツマでしかない合コン記事などしか読んでいなさそう)
しいていえばSAYかAERAしか読んでなさそう。
by croquis (2005-08-01 15:39) 

croquis

追記+
まこりんさんのBBSから飛んできましたが、
以前私が同じBBSで
まこりんさんに「電波男」の書評をリクしたところ
まこりんさんから、あんな不気味な本について文章を捻る気にはならないとの意見を頂きました。
興味があればログ漁ってみてください。
by croquis (2005-08-01 15:41) 

あとるしゃん

おたくのことを笑えないってことですか>くらたまのファッション

くらたまはもう、オタクの敵ではないです。
単なるヨクボケババァですから、
「金持ちイケメンと結婚できると良いね。頑張れ。」
で終了です。
by あとるしゃん (2005-08-04 23:36) 

croquis

うーん、ダサいけど不快なほどではないので
オタクというより
くらたま本人も書いているように
「昔はホームズやアニメキャラに萌えてて)オタだったけど、今は私は違うのよ。」といった感じ。
さらにいえば
まだ、おたをやっている人たちってバカよね
というのが、彼女の主張じゃないか、と。

オタだけどもてるという人(ってオタキングか・・普通にキングに追従してたな)と、彼女の対談も一回見てみたいものです。
by croquis (2005-08-06 18:27) 

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